なんと、XFV-1のTEXTURE作業もまだ未完成なのに、気持ちがウズウズする病にかかり、思いつきでF-4ファントムをここ数ヶ月作成していました・・・。現在作成中のF-4は、海軍のB型です。計画機、試作機が信条の私ですが、掟破りかと思いきや、いやいや理由があるのです。
実は実は、私が目指しているファントムは、実機が存在もしなかったF-4の中の異色の機体。それのために手間隙掛けてB型を作ってしまうところが自分のしょうもない所だと自覚しております・・・。
(この延長で普通のF-4も作ってみたいという気持ちの表れでもあります)
↑FSDS3.5で製作途中のF-4ファントムII。
だいたい、大雑把に翼を含め、機体のアウトラインが出来たら、FSXモデルに変換して実際にFSX上で形を確認します。
上の写真は、単純にTEXTUREを貼り付けて、ボディーラインを確認するためなので、その辺の写真を拾ってきてテキトウに貼り付けます・・・。
この作業だけでも心がウキウキしてきます~!
↑垂直尾翼付け根部分の太さが妙(´;ω;`)、ボディーのくびれも足りないかも・・・、ファントム難しい!
F-4を作って、今回改めて思ったことは、図面を完全に頼りにしてはいけないということ。FSDSの画面では気がつかなかったのですが、FSX の中で見てみると、F-4の特徴である垂直尾翼の付け根の最後尾の形がぶっとい!!(ノω・ヽ)
このF-4は現在、1ピース状態で、機種から尾部、翼も全部ポリゴンがくっついて一体化しています。中翼の飛行機なら、翼だけでも別パーツに出来るのですが、低翼や高翼の機体は、ボディーと翼が一体化されていることが多いので、1ピースにする羽目になります・・・。これ、ポリゴンが増えるのでパソコンが遅くなって作業もはかどりません・・・。(最終的にはテクスチャーの解像度をよくするためや、他の理由でボディーを何分割かします)
1ピースで作ってみないと、全体のボディーラインの修正が面倒なので仕方なく遅いパソコンと気長に付き合います。モデリング作業は、気の短い人にはお勧めできません(´;ω;`)。この、FSXで確認した箇所をまたこつこつと、修正していくのですが、なんと気の遠くなる作業・・・(´;δ;`)
モデリングする際に、一番頼りにするのが三面図なのですが、まず資料集めに本を買ったり、WEBで見つけたりさまざまですが、どれもこれも正確な図面なんてはっきり言って存在しないというのが私の持論です。
出回っている図面はでれもこれも、本物の図面をもとに書いたわけでなく、おそらく写真などから描いていて、描いた人の憶測が部分的に入っていたり、つじつまあわせになっている部分があったりします。
このF-4を作るのに頼りにした断面図がありますが、出来てみて写真と見比べると、側面と正面で形が合わないじゃん!(゚ノ´Д`゚)ノ゚
って事はよくあります。
そう、結局最後に頼りになるのはたくさんの写真をにらめっこし、自分の感覚です(´;δ;`)。しかし、自分の感覚も困ったもので、今日うまく出来た!と、思っても、明日見てみるとやはりここがちがうなあ~~ってことになったり・・・。
それの繰り返しです・・・。
このF-4ファントムってやつは、たぶん飛行機の中で一番モデラーを悩ませるお方ではないかと思われますヾ(。>﹏<。)ノ。 胴体中央から後部にかけてのラインがめちゃ微妙でいろいろな角度の写真を見ながら修正していきました。とりあえず、全体の形は完成としましたが、未だにF-4の形に自身がありません~~・(。>д<。)・゚
この難しそうなボディーラインが実は作りたくなった理由でもあるのですが。
実機だって原寸大の図面があるとは思えず、どうして一機一機同じに大量生産できるんだろうと、FSモデルを作ってつくづく思ってきてノイローゼになりそう・・・(ノ◇≦。)
上の左写真、最初にモデル化したときのF-4、キャノピー幅が妙にぶっとい!
上の右の写真、キャノピーの幅を細く修正。
ちょっと細すぎたかなあ~。
キャノピー幅を変えると、機首のラインも修正しなくてはならず・・・。
こちらを立てればあちらが立たぬ状態に・・・。
年末あたりまでにはこのF-4XXXを完成させてみたい!