年に一度、8月の間だけ開館しているという河口湖自動車博物館の飛行舘に行ってみた(*´∀`*)ノ
ここの存在は恥ずかしながら知りませんでした・・・
って、さらに8月のみオープンというのも驚き(゚Д゚ノ)
世界で唯一復元された一式陸攻があると聞いて早速行ってみたのであります。
こ、これが一式陸攻です!ヾ(´∀`●)ノ
始めてみる機体に感動をおぼえました!
ちなみにここ飛行舘はカメラ類の撮影は一切だめで、唯一携帯スマートフォンだけ許されております・・・・
なので引きがないので一式陸攻の全体が収まりません(;゚Д゚)
まあ、諸事情があってのことなんでしょうけど・・・仕方ありません。
わたくしのiphoneで撮れるだけでも感謝です・・・
んんん、一式陸攻の機首部分。
白黒の写真でしか見たことありませんが、復元機とはいえ新品に近い状態で見るとなんとも言えず、当時の日本の工業技術のすごさがわかるんではないでしょうか。
それよりここまで復元されたのにはほんと驚きです。
感激です・・・
他の飛行機の残骸のパーツが展示されていて触れたのですが、、
厚さ1ミリにも満たないジェラルミンが使われ、巧みに強度を出す加工がされていて持ち上げると紙のように軽いのにはびっくりいたしました(*゚Д゚*)ェ
わたくしは趣味でオートバイなどいじくってましたのでパーツがどんな風になっているのかなんとなくわかります。
骨組みだけの零戦21型、右は主翼の主脚収容装置。
上の骨組みだけの零戦の各フレームのパーツは厚さ1ミリ程。
飛行機って内部を見るとこんなにきゃしゃなんですね・・・・
しかし、これで目標にした強度は出てるんですよね・・・・
左、零戦のエルロンの断面。右、一式陸攻のエレベータの断面。
そう、わたくしが何のためにここへ来たのか!!
一式陸攻だけではありません!!
とにかく昔の日本軍機のパーツの細部の写真が撮りたい!!
もちろんFSX用の3Dモデルつくりに役に立てる為であります!
なのでこの日は涙がちょちょ切れました!・゚・(*ノД`*)・゚・
たとえば、零戦の主翼のエルロンの断面・・・
上下対称の形になってないのです。
エルロン後縁部分を上に上げたとき、主翼の下に前縁部分が出てくる形になり、主翼の中にスリットが出来てそこを気流が下から上に通り抜け、エルロンの利きの助けになるように設計されています。
烈風を作っているときは知らなくて右の写真の水平尾翼のエレベータの断面のように上下対称の軸もど真ん中で作ってしまい、後からこの事実を知って作り直したのでした・・・。゚(*´□`)゚。
無知のおかげで一月分の苦労が水の泡になってしまいました~:゚(。ノω\。)゚・
日本の大戦機って上面図、下面図のエルロンの線が上下合わないと思っていたらこのようなからくりになっていたんです・・・
零戦の主脚カバーのヒンジ、折りたたみ翼の断面のヒンジ。
右は零戦のエルロンのヒンジ。
ふふふふふ・・・こんな極端なパーツのアップの写真ばっか撮ってわたくしはどんだけマニアなのかと・・・・
いやいや、FSX3Dモデルの為であります・・・
どのような構造なのか、ふふふ・・・理解しました!!
たとえ他の機種の3Dを作ったとしてもかなり参考になるのです!!
こんな機体もありました。
桜花・・・・
靖国神社の遊就館も展示してますが、靖国は写真撮影禁止なのでこちらの桜花は貴重だと思います。
わたくしの親父はこの桜花の実験を横須賀で見たといってます。
早速この写真を見せたら・・・・いろいろ長い話が始まってしまいました( ಠωಠ)
もう何度も聞いてますって!!( ゜Д゜;)
でも新しい話が出てくるかも知れないので・・・聞いてましたけど。
なんといってもここで一番うれしかったのはブルーの86ちゃんがいたことでしょうか!!
機体ナンバー960は、これがまだ現役で飛んでいた頃わたくしは何度も見ているんです!!
感激・゚・(ノ∀`;)・゚・
ちなみにトップのTF104が写っている建物の写真は自動車博物館の方の外観で、飛行舘の外観は頭の中が一式陸攻でいっぱいだったので撮り忘れました・・・・
他にも隼の復原された胴体とか、熱田エンジン、その他のエンジンなど貴重なものがたくさんで、わたくしとしてはかなり収穫!!
来年の飛行舘の展示がまたどのように凄くなっているか楽しみです!
あ、こんな素敵なものがもらえました~!